2020年 12月のサロン多摩手箱

2020年12月13日開催

old? boys Beを合言葉に

12月13日(日)に行われた17回目の多摩手箱サロンは、
町山良行氏による「地元で生まれた富士信仰・丸山教について」でした。

川崎市多摩区東生田に、生まれ育った町山さんは
誰もが認める地元の名士。
若き日は柔道で腕をならし、ソシアルダンスやプレスリーに浸透し、
今また浪曲、歌、俳句…と、実に多才に日々満喫されている
そんな町山さんが若き日々より続けているライフワーク
それが富士登山と、その信仰の丸山教である

  • 町山 良行さん:地元に生まれ育った町山さんは、そもそも母上が熱心な丸山教徒であったことから、20歳の時に勧められて初めて富士登山を経験。丸山教は富士山信仰と深い縁を持つ。丸山教では富士山を「長十山(おさとやま)」と呼び、たましいが帰り行く親里、「心の山」といった信仰的な意味がある。以来富士山に登ること39回。今でも「初めて登った時のご来光の感動が忘れられない」と。そしてまだまだこれからも挑戦したいと、言う。今日は特別に丸山教の神主のいで立ちでお話をしてくれた。

  • ▲ 今回のレジュメと、記念にとくださった富士山の絵葉書とカレンダー

  • 「富士の山、一回も登らぬアホウ 二回以上登るアホウ…」

    我が国、日本が誇る富士山。日本最高峰の独立峰で、
    その優美な風貌は日本の象徴とも言われている。
    長い年月をかけて、その姿も変化してきた。
    そしてまた、自然崇拝、山霊崇拝…と親交の対象にもなってきた。 丸山教も然り。
    丸山教は「親たずねの信心」と言われている。
    父母から命をさずかって私たちは生きている。
    その命の重さに感謝して生きていきたいもの、と。

  • ▲ 参加者一同、お陰様で元気に過ごしています。

  • ▲ 終了後も話に花咲いて…。結構皆さん、山登りがお好きなような。そしてやはり富士山は特別な山。町山さんの39回には及ばなくとも、一度や二度~三回と登った方がおりましたね。また富士は見るもの、7~8合目までは行ったことがある、などと話はつきませんでした。

  • 地元にあってン十年。参加者の中では一番の古株。
    良いところも?なところも
    知り尽くしているけれど、
    地元の発展を願う心は誰よりも熱い。
    人が「いい人生ですね」と言えば
    本人曰く
    「もっと楽しいことはないかと、キョロキョロしながら生きている」
    人生を謳歌する町山さん、万歳!

北海道大学のクラーク先生がおっしゃった「boys be ambitious」。
Boy の前にちょこっと old なんて形容詞がついちゃうお年頃だけど、
Ambitious=大志までは抱かなくてもいいけれど、be=行動しよう!
そんな趣旨で始まった多摩手箱サロン。

皆さんのご参加をお待ちしています。
もちろん女性も歓迎です。ここは学びの場であり、話し合いの場であり、
明日への活力を担う‥‥遊びの場です。
  • 1月の多摩手箱サロンは、
    未定ですが、新年会になりそうです。

    2021年 1月10日(日)14:00~ 乞う、お楽しみ‼