2020年10月11日開催
10月11日(日)に行われた15回目の多摩手箱サロンは、
郷古高志氏による「数字の研究」でした。
ともかく数字が好きな郷古さん。数字から法則を見つけるのが楽しい。
数字が分かれば色々なものに生かされる。麻雀もそう。
麻雀は誰もが認める腕前である。
だからか勝負事は大好き。でも1位じゃなきゃ、
つまらない!と豪語する郷古さんであった…。
▲ 好きなことを熱心に語る郷古さんは、いつまでたっても若々しい(左)。地元の麻雀大会でも優勝し続けています(右)。
今回のお題目は「数字の研究」>です。
郷古さんが編み出した「ゴーコ算」のやり方を伝授していただきました。 これは方程式による暗算掛け算です。
2桁同数掛け算の場合→例えば…25×25の場合
同数の2に1を足して3 それをさらに同数で掛けて
2+1×2=6…これに25を付け加え→625が正解になります。 これは同数の掛け算の場合です。十の位の数が同じで、一の位の数が 足して10になる2桁の掛け算も習いましたが、それはまたの機会に…。
これは全て5という数字がキーワードになっていることから「ゴーコ算」と、 シャレで名付けたそうですよ。
▲ 数字が並んだテキスト。例題があるので説明をうけたあと、実際にやってみます。頭の体操になるかもしれないけれど、お勉強の時間なんて実に久しぶりです。
続いて「インド数学」についてです。
これは実際、インドで行われています。
同じ掛け算でも、日本とはやり方が全く違うので驚きです。
十の位の数が同じで一の位の数が足して10になる2桁の掛け算
例えば 13×17の場合
十の位の数字の合計に10をかけて→1×(1+1)×10=200
一の位をかけたもの→3×7=21
この2つを足して221。これが正解になります。
▲ テキストとにらめっこ。「今日は少し難しかったかな…」「先生、質問が…」とか何とか…時は過ぎて。過ぎてみると楽しい時間でした。久々に問題を解く、なんて何年振り? いや何十年ぶりでしょうか…なかなか良いリフレッシュになりました。
「数学」とは、【計算を簡単にする】【目的より手段を重視する】
【だんだん芸術的になる】とか…色々な見解があるようです。
少なくとも掛け算や割り算、方程式とか計算だけではないようです。
物事の考え方を養う…とか言われますが、果たして…
それはまたの課題といたしましょう。
▲ 講義終了後、車座になっていつものように珈琲やお茶、お菓子などをいただきながら感想やら意見の交換会。「数学、好きだったのに…」とか「文系と理数系がありましたよね…どっちを選んだか…」「日本の教育だと、決まった公式で答えをださなければ✖だったから、数学は嫌いだった」などなど数学にまつわる思い出話も出てきました。でも、結果的には「今でもインカ帝国とか、宇宙とか、考えるとドキドキワクワクする」と、いう郷古さんに、皆、拍手喝采でありました。
ゴーコ算の秘儀は、夢の掛け算。
※11月の多摩手箱サロンは、清田さんにの
「コンピュータ事始め」です。
11月8日(日)14:00~ 乞う、お楽しみ‼