生田緑地 ばら苑

2015.5.19

今日は“ばら苑”に行ってきたぱっぱ。

ばら苑も生田緑地の一部なんだけど、一般的に「生田緑地」と呼ばれるところから道を挟んで、もう一個の山がばら苑。昔の向ヶ丘遊園地の跡地だって。
ばら苑が開苑されるのは春、秋の2回、しかも期間は約2週間ぐらいとわりと短いよ。だからその時季になると、二本足がたくさん押し掛けて来るのだぱっぱ。

向ヶ丘遊園の駅前に、こんな看板があるっぱ。……なになに、今年は5月14日から31日までが開苑だって。月曜日はお休みで、10時から16時30分まで。土日祝は9時から16時30分までって。ふむふむ。

行き方はいくつかあるんだぱっぱ。ボクは今日、府中街道の方から行く方法にしたぱっぱ。駅から府中街道に向かって稲生橋の交差点の手前から左に入ると、「ばら苑アクセスロード」っていう遊歩道が、二ヶ領本川と府中街道に並行してあるんだぱっぱ。遊歩道だから、車も走らない(自転車くらいか?)、排気ガスもない、てんでおススメのコースだぱっぱ。道沿いにはばらが植えてあって、色とりどり♪ケッコー見ごたえがある。ばら苑まで行く元気のない二本足は、ここでも十分楽しめるよ(*^。^*)。
「ばら苑アクセスロード」を楽しみながら歩いていると、向こう側に「藤子・F・不二雄ミュージアム」が見えてくる。橋を渡って府中街道を少しいくと「ばら苑正面入口」が控えておりましたぱっぱ!(^^)!……。

ド派手なピンク色ののぼりが、どこかしこと出迎えてくれるぱっぱ。
さあ、ここから山だぁ.。と、言っても、おしゃべりしていれば登れちゃうくらいの山。年配の二本足も結構歩いているぱっぱ。今日は暑くもなく寒くもなく…山?登りにはGoodだぁ。たくさんの二本足が歩いているよ。 ムムム…そろそろ山頂かと思いきや、いきなり急な階段だぱっぱ(._.)!!。数えてみたら107段! あひゃ.。みんな…頑張るんだぱっぱ。

階段を上りつくすと、そこはばら苑だった。一斉にばらが見渡せるんだぱっぱ。真紅、ピンク、黄色、白、オレンジ、紫……。色の濃いのや淡いの…。これでもかってほどに色んな色があるんだねぇぱっぱ。大輪の…と言われる豪華絢爛なものから、小さな花々が群れをなす可憐なものまで。
それから匂いだぱっぱ。いいねぇ。ばらと言ったら香水にも愛用されているくらいだから、う.ん、うっとりするような香しい匂いだぱっぱ。
たくさん、たくさん、ばらさんたち、綺麗に咲いてくれてありがとう。
ボクがばら苑に行ったのは開苑時期のちょうど真ん中くらい。だから「満開で見頃だ」と言われていたけど、もう枯れていたのも、まだ蕾のもあったよ。色々な品種があるからは早咲きもあれば、遅咲きもあるんだね。一斉に咲きそろうってことはないんだぱっぱ。だから美しく咲いている姿に出会ったら、感謝したくなっちゃうね。
ボクが見つけたお気に入りを紹介するぱっぱ→

シンプルな可愛いばら。白いフェンスに鮮やかに映えて、絵になるぱっぱ。ボクも参加。でも主役はばらさんたちに譲りますぱっぱ!(^^)!
名前は【カクテル】って言うんだ。
1957年/フランスからやってきた。はなやかな色の変化が魅力的な一重中輪咲きのつるバラ。丈夫で樹勢が強く、フェンスやアーチをこぼれるばかりの花でおおう。繰り返し咲くそうだぱっぱ。

サーモンピンクって言うんでしょうか?
よく見かけるポピュラーなばらだね。ごめんなさい。名前は忘れちゃったけど、見事に咲き誇っているよね。 蕾はより高く、天に向かって咲こうとしているぱっぱ。

幾重にも重なる花びらが優雅で、いかにもばららしいばらだぱっぱー。
でもいささか旬をすぎちゃったかなぁ。花びらも少し散ってしまった…。
ばらは美しく咲いて、美しく散る。誇り高い花なんだぱっぱ。
ベルサイユのばらだけじゃなく、生田緑地のばらもね…。

ここで【ミニガイド】だぱっぱ。

このばら苑は、小田急向ヶ丘遊園地がなくなる時に、敷地内にあったばら苑を「なくさないで」という、たくさんの二本足の声に応えて、川崎市が引き継いだものなんだぱっぱー。
多摩丘陵の樹林池に囲まれ「秘密の花園」(ひぇ.)と、呼び声高く、530種類、4,700株が咲くんだぱっぱ。ばらの種類とか詳しく知りたければ、ばら苑のHPで調べてね。
ボクが知る範囲では、みんなそれぞれ名前がついていて、外国からやってきたばらさんもいるんだ。どこかの国の王女様の名前や、有名人にあやかって名前がついたものあるそうだぱっぱ。でもボクが思うには、そんなこと関係なしに自分がいいな、と思うのが一番。名もなき花だって美しいものはたくさんあるのだぱっぱ。

苑内はベンチもたくさんあるし、自動販売機もあるから、ゆっくり休み休みばらを楽しめるよ。車椅子のお年寄りもたくさん来ていたよ。坂道を登れない二本足のために、巡回バスが出ているんだってぱっぱ。だから誰でも楽しめるんだね。山のてっぺんにあるわけだから、360度の緑のパノラマに囲まれた別世界で、だからか誰もが幸せそうな顔をしていたよ。時間もゆっくり流れるようだぱっぱ。

帰路に着く。
帰りは行きと違う道を。ばら苑西口から生田緑地に向かうことにする。裏門をでると、あたりは一斉に雑木林に。二本足にとっては森林浴にもってこいだぱっぱ。空気が違うんだから(*^。^*)
途中、東屋やベンチがあるから、休むところも豊富だぱっぱ。下り坂はゆったりしていて急ではないのがいいね。と、言ってもボクが選んだのはゆるやかなやさしい坂道だったけどね。他を選ぶと急な坂道が待っていたりするんだぱっぱ。たまに行き合う二本足が、「コンニチワ」と、声をかけ合うのもイイよ。
都会で目を合わせると、お互いに「フン」って感じだけど、森の精に囲まれた自然一杯の場所では、やさしい心が増幅されるのだぱっぱ。

ばらさんたちもアタシを見て見てと、自己主張するのもいれば陰になる隅っこでぽつねんと、たたずむ小さなばらさんもいるのよ。そんな各自ばらばらの個性を見分けて楽しむ、そんな風流な時間をアナタも過ごして下さいね。