今回の壁掛けは受講者さんのリクエストから。
生花を使いたい、ということでビックリな仕掛けが施されています。
麻やモスがシックな趣をみせ、花をより一層きわだたせます。
それだけに花の挿し方がポイントになります。
花 材(造花) |
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資 材 |
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作り方
基になる材料。これだけを見ていると、出来上がりの想像もつきません。では、タネあかしにまいりましょうか(*^。^*)。
【作り方】の②③⑤をご参照ください。左は②③フレームに網目状にワイヤーをかけ、さらに中心少し下に太いワイヤーを組み込みます。これ(※)があとで重要な役割を果たします。右をご覧ください。プラスチックの容器にパウダーオアシスをつめます。ずばり、これが花の水飲み場になるのです。 それを左の(※)に引っ掛けるのです。ビックリ!なアイディアに感嘆でした!
シサル麻とモスを巻きとめていきます。 |
どんな感じ? |
いよいよ花を挿していきます。皆さん、お手のもの…のはずですが、なかなか進みません。表から麻やモスの間を通って、裏にある水飲み場(パウダーオアシス)まで辿り着かなければなりません。それがケッコウ難しいのでした。バランスと水飲み場までの行程。 今日はさすがの皆さんも四苦八苦。「今日の生け方は難しいです。たまにはこういうのもいいでしょう」と先生。無我夢中の皆さんに聞こえていたでしょうか。
先生のアドバイスをききながら手直しが進みます。花を裏の水飲み場へまで誘導する先生の表情も真剣そのものです。茎が直角にオアシスに入るのがポイントです。
先生の技をじっくり、拝見。
苦労しましたが、いずれも素晴らしい出来上がりです。皆さん、満足なご様子です。