忘れな草、オダマキ、土筆‥‥と なつかしい野の花が勢ぞろい
キャンパスに絵を描くように生ける
皆さんの自由な発想と
個性が光る作品です
斜めに立てかけるように飾ります
花 材 |
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資 材 |
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作り方
花は長さを調整して高低をつけて、斜めに挿すように‥‥との注意を受けて、皆さん一斉に生け始めます。
春の花は茎が柔らかいので、生けるにも一苦労です。土筆はワイヤーを挿してから生けます。たくさんの花々を目の当たりにすると、どれもこれも入れたくなってしまいます。入れれば入ってしまう‥‥でもそうすると花が息苦しくなってしまいます。「そうしたらその部分を省きましょう。すると風通しが良くなって軽やかになります」先生のアドバイスに従って再度チャレンジです。
合間をみて「はい、チーズ」と、しっかり笑顔。「君は花より美しい」とばかりに、ニッコリ。
仕上げにアイスランドモスをすき間に敷きます。Uピンフックでモスをとめる‥‥フラワーデザインのテクニックのひとつです。
出来上がると、他の人の作品も気になります。 どれもが素敵です。
「隣の芝生は‥‥」ならぬ「となりの花は素敵だ」とばかりに称賛の言葉がとびかいます。
【before】
【after】
・・・・この違いがわかりますか? 右前方の青い花が、中央に移動しています。
前回習ったフォーカルポイント=焦点にもってきた効果でしょうか。これによってグっと立体感がでてきました。
「先生、私のも見て」と、終盤にさしかかると先生はひっぱりだこ。
「何かは分からないけれど、先生の手が入るとグッと良くなるから不思議」と、誰もがささやき合います。
完成後の記念撮影
今日も皆さん、個性豊かに素敵に仕上がりました。
終了後のお茶会です。今日は久しぶりにメンバー全員集合で大賑わい。
1時間半、夢中になって生けていると喉もカラカラになります。お茶を吞みながら、みんなの作品の品評会です。