多摩手箱のご紹介
多摩手箱のカルチャー
花と遊ぶ フラワーデザイン
開催：毎月第４木曜日 講師：鷺直 由紀子（さぎなお ゆきこ）
桃が咲き始め、蕗のとうが芽をふくらませ
春はすぐそこにまでやってきています。
そんな時期のイベントがひなまつり。
女の子のお祝いらしく、桃色を基調に
春の花々が重箱の中に勢ぞろい。
扇の屏風に、今年のお雛さまは
チューリップの赤と黄色にみたてました。
| 花 材 |
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▲本日の花材：
桃は枝にいくつのも花々を咲かせます。しかし枝から花が零れ落ちやすいので要注意です。桃の花は魔よけや長寿のパワーがあるといわれ、古くから親しまれてきました。ひなまつりにはつきもので、「桃の節句」ともいわれています。
こでまりの素朴さが、それぞれの花を引き立てます（写真左）。
ビロードのようなねこやなぎ。これは芽でここに花が咲きます。が、こちらも枝から零れやすいので注意（写真中央）。
モスは吸水フォームを隠す重要な任務があります(>_<)（写真右）。 -
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▲本日の資材： 重箱に赤いフェルト、紐‥‥と、お祝いらしい雰囲気ですが、
一体、どぉ～なるのかな？
‥‥それは、あとのお楽しみです(*^^*)。
作り方
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① 扇を作る。
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和紙を長方形に切り、折り畳みます（写真左）。それを目打ちで穴をあけ紐を通します（写真右）。
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元をまとめて粘土で固定させ、フローラルテープを巻きつけます。
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② 吸水フォームをセットする。
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水がこぼれないように、吸水フォームのまわりを斜めにカットします。
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③ 桃、こでまり、ねこやなぎでアウトラインを作る。
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扇を開いた形になるように、アウトラインをつくっていきます。
フラワーデザインの生け方のひとつ、ファン（扇）は扇を開いた形に構成するアレンジメントで、
放射線状を強調します。
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④ チューリップ２本、高低をつけて挿す。
（フォーカルポイント＝焦点）を意識して。
◎今回はチューリップをお雛様にみたてます。⑤ 間にスイートピーやグリーンなどを挿す。
◎平面的になりやすいので、奥行きをつけて立体感を出すように注意します。⑥ 苔を敷き、蕗のとうを挿し、形を整える。
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蕗のとうが、より一層自然の趣をみせます。
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教室風景から...
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今は季節に関係なく花々を楽しめますが、それでもハウス咲きとかではなく、その時々の自然界に生息する花をメインにアレンジするのが鷺直先生風。
３月ということで桃が出番です。３月といえば雛祭り。そこでこんなアレンジメントはいかがでしょうか(*^。^*)。 -
皆さん、真剣です(;^ω^)。
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無我夢中のうちに時間が過ぎます。
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先生からアドバイスをうけます。時には手直しをしてもらうことも‥‥。
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少し離れて見たり、下から見たり、色々な確度から出来上がった作品を見ることによって、手を加えて‥‥
そうすると、また一段とステキに仕上がって来ますから嬉しいですよねっ(;^ω^)。
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完成です!!
出来上がった作品には赤いフェルトを敷き、重箱の蓋を添えます。
また傍らに桃や、ねこやなぎの枝を置くと、より自然な感じになります。
ひなまつりは女の子の伝統的な行事で、健やかな成長や幸せを願うとも、季節の変わり目に災難や厄から身を守り、よりよい一年の幕開けを願う
節句ともいわれています。
ともあれ、皆さまの（男性も）幸せをお守りくださいますよう！
‥‥願いをこめまして、また来月(^。^)/~~~.。
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※ 来月のフラワーデザインは 3月22日 です。
来月はどんな作品が登場するでしょうか‥‥。
乞う、ご期待。 お楽しみに(‘ω’)ノ
～参加申込みは前日（3月20日）までにお店へ～
