初夏の香り、といえば新茶でしょうか。
お茶の葉をメインに野の花を揃え
今日は珍しくクロユリが手に入ったので、
可憐な中にもゴージャスさが光ります。
小枝で作ったアシストに花を挿し、
贅沢に手作りの茶器に生けます。
花 材 |
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資 材 |
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作り方
メインになる枝を選びます。これは太めのものがいいでしょう。テープで巻いたワイヤーで留めます。
メインが出来上がったら、その間に何本かそれよりも細めの小枝を何本か入れます。これをしっかりやっておくと、花が生けやすくなります。
さぁ、始めます。Vサイン。
イメージは OK。とてもステキです。さぁ、生けていきます。
着々とイメージ通りに進みます。お茶の葉を挿して、メインとなる黒百合から生けるとまとまりやすい、とのアドバイス。
今日はアシストを作るのがちょっと大変でしたが、花を生ける段階になると、もうお手の物。キャリアとセンスが光ります。
先生の手が入ると、さらにステキになります
ペットボトルの蓋にオアシスをおきモスで包み、小さく花をいけます
小枝を添えて、より風情を演出
完成後の記念撮影
俳句でいうところの「初夏」の季語は「新茶」ということから、この作品を イメージされたとのことです。実は今回重要な役割を果たした茶器ですが、これは先生の母上が自ら焼かれたものだそうです。多才なのは遺伝でしょうか(#^.^#)。皆ひとつひとつ違います。しかし出来上がってみると、何故か皆さん、茶器に似合った生け方をされているんですねぇ。甲乙つけがたいどれもがステキな逸品です。