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花と遊ぶ フラワーデザイン

花と遊ぶ フラワーデザイン

開催:毎月第4木曜日 講師:鷺直 由紀子(さぎなお ゆきこ)

初夏の香り、といえば新茶でしょうか。
お茶の葉をメインに野の花を揃え
今日は珍しくクロユリが手に入ったので、
可憐な中にもゴージャスさが光ります。
小枝で作ったアシストに花を挿し、
贅沢に手作りの茶器に生けます。

  • アシストになる小枝、メインになるお茶、トレー、茶器(左)野をイメージした今日の花材(右)
花  材
  • 黒百合
  • スカビオサ
  • ニゲラ
  • マドリカリア
資  材
  • 茶器
  • 小枝
  • ワイヤー
  • フローラルテープ
  • トレー
  • モス

作り方作り方

  • = 先ず、アシストを作る =
  • ① 茶器に合わせて、小枝を組み合わせてテープを巻いたワイヤーで留める。
  • ② ①を茶器にセットする。
  • = 花を挿す =
  • ① アシストの表面に、中心部を高めに、お茶の葉から挿していく。
  • ② 奥行きもつけながら花物をより自然にバランス良く挿す。
  •   注)アシストの下部分(水に入る部分)の葉は全部取り除く。
  • アシストの作り方です
  • メインになる枝を選びます。これは太めのものがいいでしょう。テープで巻いたワイヤーで留めます。

  • メインが出来上がったら、その間に何本かそれよりも細めの小枝を何本か入れます。これをしっかりやっておくと、花が生けやすくなります。

  • さぁ、始めます。Vサイン。

  • 出来上がりをイメージして花をおいてみます
  • イメージは OK。とてもステキです。さぁ、生けていきます。

  • 花を挿していきます
  • 着々とイメージ通りに進みます。お茶の葉を挿して、メインとなる黒百合から生けるとまとまりやすい、とのアドバイス。
    今日はアシストを作るのがちょっと大変でしたが、花を生ける段階になると、もうお手の物。キャリアとセンスが光ります。

  • 先生に見て頂きます
  • 先生の手が入ると、さらにステキになります

  • さらに、プラスα—
  • ペットボトルの蓋にオアシスをおきモスで包み、小さく花をいけます

  • 小枝を添えて、より風情を演出

  • 完成後の記念撮影
    俳句でいうところの「初夏」の季語は「新茶」ということから、この作品を イメージされたとのことです。実は今回重要な役割を果たした茶器ですが、これは先生の母上が自ら焼かれたものだそうです。多才なのは遺伝でしょうか(#^.^#)。皆ひとつひとつ違います。しかし出来上がってみると、何故か皆さん、茶器に似合った生け方をされているんですねぇ。甲乙つけがたいどれもがステキな逸品です。

  • 【お茶豆知識】
    お茶は全てツバキ科の常緑樹「チャ」の葉から作られ加工方法の違いによって緑茶、ウーロン茶、紅茶になります。すぐに加熱して発酵(酸化発酵)しないように作ったのが緑茶で、完全に発酵させるのが紅茶、その中間に位置するのがウーロン茶などの半発酵茶です。
  • 来月のフラワーデザインは6月22日です。
    さて、どんな作品が登場するでしょうか‥‥乞う、ご期待。 お楽しみに(‘ω’)ノ
    ~参加申込みは前日(6月21日)までにお店へ~